歯のアンチエイジングは何歳から?
年代別に変わる口のケア【市川】

「歯のアンチエイジングは何歳から始めるものですか」というご質問には、実は決まった答えがありません。口の老化は誕生日を境に始まるものではなく、歯ぐき、唾液、噛む力、飲み込みと、場所ごとに違う時期に、違う速さで進んでいくからです。市川の当院でも、40代で相談に来られる方もいれば、親御さんの付き添いをきっかけに70代で初めて検査を受ける方もいます。

この記事では、歯のアンチエイジングは何歳からという問いに、「変化が始まる順番」と「年代ごとの目安」の2つの軸で答えていきます。ご自身の年代と、ご家族の年代の両方に当てはめて読んでいただけるよう、40代、50〜60代、70代以降のケアの違いも整理しました。

口の老化はいつから、
どの順で始まるか

口の老化はいつからどの順で始まるか|シティデンタルクリニック そよらリーフシティ市川

口の中の変化には、おおまかな順番があります。最初に動くのは歯ぐき、次に唾液の量、その後に噛む力、最後に飲み込みの機能です。年齢はあくまで目安で、順番のほうが本質だと考えてください。変化を行の起点にして、始まりやすい時期と最初に気づく場面を表にまとめます。

変化(起きる順) 始まりやすい時期の目安 最初に気づく場面
変化:①歯ぐきが変わる(炎症・退縮) 時期の目安:30代から。40代で歯周ポケットが深い方が増える 気づく場面:歯みがきで血がにじむ、冷たいものが根元にしみる、歯が長く見える
変化:②唾液が減る 時期の目安:40〜50代。お薬の影響や更年期で早まることもある 気づく場面:朝起きたときの口のねばつき、乾いた食べ物が飲み込みにくい、口臭の指摘
変化:③噛む力が落ちる 時期の目安:50〜60代。歯を失った本数が増えるほど早まる 気づく場面:硬いものを無意識に避ける、食事に時間がかかる、片側で噛む癖
変化:④飲み込みが変わる 時期の目安:70代以降が中心。舌や喉の筋力の低下が背景にある 気づく場面:お茶や汁物でむせる、食後に声がかすれる、食べこぼしが増える

①歯ぐきの変化は30代から静かに始まる

厚生労働省の令和6年歯科疾患実態調査では、4mm以上の歯周ポケットを持つ人の割合が全体で47.8%にのぼり、15〜19歳の21.2%から80〜84歳の61.6%まで年齢とともに増えていくことが示されています(参照:厚生労働省「令和6年歯科疾患実態調査 結果の概要」 https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/62-17b_r06.pdf )。10代ですでに2割という数字が示すように、歯ぐきの変化は高齢になってから始まるものではありません。歯周ポケットの数値が何を意味するのかは、当院の歯周病のページで扱っています。

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②③④は「歯の本数」と連動して進む

唾液、噛む力、飲み込みの変化は、それぞれ独立しているようで、歯の本数と深く関わっています。同じ調査によると、1人平均の喪失歯数は50〜54歳で1.0本、65〜69歳で4.7本、75〜79歳で8.4本、85歳以上で13.7本と、60代以降で急に増えていきます。歯が減れば噛む力は落ち、噛む回数が減れば唾液の分泌も刺激されにくくなり、噛めないものが増えれば飲み込みの筋力を使う機会も減る、という連鎖です。

逆に言えば、歯を残せている間は②以降の変化が始まる時期を後ろにずらせる可能性があります。歯のアンチエイジングを「何歳から」で考えるより「歯を何本残せているか」で考えたほうが実態に近い、と当院がお伝えしているのはこのためです。歯を失った場合にどんな選択肢があるかは、当院の入れ歯のページにまとめています。

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年代ごとに
始めること

年代ごとに始める口のケア|シティデンタルクリニック そよらリーフシティ市川

変化の順番が分かると、年代ごとに何を優先すべきかも見えてきます。ここでは40代、50〜60代、70代以降の3段階に分けて、「今から始めること」を整理します。年代はあくまで目安ですので、ご自身の口の状態に合わせて読み替えてください。

40代|歯ぐきと歯の本数を守る

この時期の主役は歯ぐきです。歯周病の検査で歯周ポケットの深さを記録し、歯石の除去と磨き方の見直しで炎症を抑えることが、後の年代で歯を失わないための土台になります。仕事や育児で検診の間隔が空きやすい年代でもあるため、半年に1回など自分の間隔を決めておくと続けやすくなります。

50〜60代|噛む力と唾液を保つ

歯ぐきのケアを続けながら、噛む力と唾液の量の確認を加える時期です。失った歯があればそのままにせず補い、被せ物や入れ歯が合っているかを見直します。口の乾きが気になる方は、服用中のお薬の影響も含めて歯科で相談しておくと、虫歯や口内炎の予防にもつながります。

70代以降|飲み込みと口の機能訓練

むせや食べこぼしが出てきたら、噛む力・舌の力・飲み込みの検査を受け、必要に応じて口の体操や発音の練習を始めます。この年代は変化がご本人に自覚されにくく、ご家族の気づきが受診の入口になることが多いため、付き添いでの来院を歓迎しています。

どの年代にも共通する「1年に1回」の目安

日本歯科医師会のオーラルフレイルのリーフレットには、セルフチェックの項目として「1年に1回以上歯医者に行く」「1日に2回以上歯を磨く」が含まれており、対策として「かかりつけ歯科医を持ちましょう」という言葉で締めくくられています(参照:公益社団法人 日本歯科医師会「オーラルフレイル」リーフレット https://www.jda.or.jp/pdf/oral_frail_leaflet_web.pdf )。年代ごとにケアの中身は変わっても、定期的に同じ歯科医院で状態を記録してもらうことは、どの段階にも共通する基本です。変化の速さは、同じ場所で同じ検査を繰り返して初めて分かります。

「早すぎる」「遅すぎる」はどちらも当てはまらない

40代の方から「まだ早いのでは」と言われることがありますが、歯ぐきの変化は30代から始まっているため、早すぎることはありません。一方で70代の親御さんについて「今さら意味があるのか」と心配される方もいますが、噛む力や飲み込みは検査と訓練で維持を図れる項目で、遅すぎるということもありません。ただし、どの年代でも共通して言えるのは、変化に気づかないまま時間がたつほど、選べる手が減っていくということです。市川の当院では、その年代で「今できること」を優先順位をつけてお伝えするようにしています。

市川で親子3世代が
相談するには

市川で親子3世代が歯のアンチエイジングを相談する|シティデンタルクリニック そよらリーフシティ市川

市川の当院には、ご自身の検診のついでに親御さんの付き添いをされる方、逆にお子さんの検診に合わせてご自身の歯ぐきを診てほしいという方など、世代の異なるご家族が一緒に通われています。年代ごとにケアの中身は違いますが、同じ医院で記録が残っていると、家族全員の変化を追いやすくなります。

市川での通い方と院内のご案内

  • そよらリーフシティ市川の2階に当院があり、JR市川駅の南口から歩いて7分ほどです。休診日と昼休みを設けず、夜20時30分まで診療しているため、家族の予定に合わせて同じ日に続けて予約を取れます
  • 初回は歯ぐきの検査とレントゲン撮影で現在の状態を記録します。50代以降の方や、むせ・噛みにくさが気になる方には、噛む力や唾液の量の検査を追加します
  • 親御さんに付き添っての受診を歓迎しています。ご本人が気づいていない変化を、ご家族から教えていただくことも診察の助けになります
  • 診療室は個室で、ご家族一緒に説明をお聞きいただけます
  • 各種保険の取り扱いがあり、歯ぐきの検査や治療は保険の範囲です。会計は現金でもクレジットカードでも大丈夫です

よくある質問

30代でも歯のアンチエイジングを意識する必要はありますか?
意識しておいて早すぎることはありません。口の変化の中で最初に動き始めるのは歯ぐきで、30代で歯周ポケットが深くなり始めている方は珍しくありません。この時期に歯ぐきを守る習慣と定期検診が身についていれば、その後の変化を遅らせる土台になります。特別なことをするというより、検診の間隔を守ることから始めてください。
70代の親は、もう始めても遅いのでしょうか?
遅すぎるということはありません。70代以降は噛む力や飲み込みの変化が中心になりますが、これらは検査で状態を確かめ、訓練や入れ歯の調整で維持を図れる項目です。ただし、変化に気づかないまま時間がたつほど選べる手は減っていきますので、気になったときが始めどきだと考えてください。
年代ごとのケアは、自分で判断して変えていくものですか?
ご自身で切り替えるのは難しいと思います。変化の順番には一般的な傾向がありますが、歯ぐきの状態も唾液の量も、検査をしなければ今どの段階かは分かりません。シティデンタルクリニック そよらリーフシティ市川では定期検診のたびに状態を記録し、次の段階に入った兆しがあればケアの中身を見直すようにしています。
親子で通う場合、それぞれ別のケアになるのですか?
はい、年代によって重点は変わります。たとえば40代の方は歯ぐきを守る検診が中心、70代の親御さんは噛む力や飲み込みの確認が加わる、というように内容が異なります。同じ日に続けて予約を取り、家族で通う形にしていただくと、お互いの変化にも気づきやすくなります。
市川で年代に合ったケアを始めるには、まず何をすればいいですか?
まずは定期検診として受診し、歯ぐきの検査とレントゲン撮影で現在の状態を記録するところから始めてください。50代以降の方や、噛みにくさ・むせが気になる方には、噛む力や唾液の量の検査を加えます。当院は市川駅南口から歩いて7分ほどで、ご家族の付き添いでの受診にも対応しています。

まとめ|歯のアンチエイジングは「年齢」より「順番」で考える

歯のアンチエイジングは何歳からという問いには、「歯ぐきの変化が始まる30代から意識し、変化の順番に合わせてケアの中身を変えていく」というのが答えになります。歯ぐき、唾液、噛む力、飲み込みの順に進む変化は、歯の本数と連動しており、歯を残せている間は後の変化を遅らせられる可能性があります。

40代は歯ぐきと歯の本数、50〜60代は噛む力と唾液、70代以降は飲み込みと機能訓練。年代ごとの重点は変わっても、定期的に同じ歯科医院で状態を記録することは共通の基本です。市川でご自身やご家族の歯のアンチエイジングを考え始めたら、年齢で迷うより先に、今の口の状態を検査で確かめるところから始めてみてください。

自由診療の副作用とリスク

副作用とリスク

  • この記事の年代と変化の順番は一般的な傾向であり、実際に始まる時期や進み方はお一人ずつ異なります。年齢だけで自己判断せず、検査で現在の状態を確認してください
  • 口の機能に関する検査と訓練は、期間をあけて繰り返し確認して初めて意味を持ちます。短期間で効果が感じられないこともあり、飲み込みの障害の原因が全身の病気にある場合は他科への相談をご案内します
  • 失った歯を補う治療は、入れ歯・ブリッジ・インプラントのいずれにも注意点があり、自費の治療では費用と処置の内容を事前にご説明します
  • 見た目を整える自費治療のうち、セラミックによる修復では歯質を削る工程があり、ホワイトニングのあとに一時的な知覚過敏が起こる場合があります
  • 全身系の自費メニュー(水素吸入療法・ビタミン注射・高濃度ビタミンC点滴療法)は、受けた実感に個人差の大きいものです。点滴や注射のあとには、刺した部位の腫れや内出血、体質に応じたアレルギー反応が出る可能性があります

おおよその費用

歯ぐきの検査やレントゲン、歯周病の治療、条件を満たす口の機能の検査・管理は保険診療で、処置内容に応じた自己負担分をお支払いいただきます。エイジングケアの自費メニューについては、1回あたり水素吸入療法3,000〜5,000円/ビタミン注射10,000円/高濃度ビタミンC点滴療法6,000円(税抜)を目安としてください。失った歯を補う自費治療や見た目を整える治療の料金は内容で変わるため、診察のうえで見積書を作成します。自費メニューの金額は改定される可能性があるため、最新の額はエイジングケアの親ページでご確認ください。会計の方法はクレジットカード各社と現金からお選びください。

記載理由

医療広告ガイドライン(平成30年6月1日施行)の趣旨に照らし、歯のアンチエイジングを始める時期を調べている方が、年代ごとのケアの目安と検査の必要性、保険と自費の分かれ目、自費メニューの料金および注意点を前もって確かめてから受診を考えられるよう記載しています。

※変化の時期や効果には個人差があります。※表示の金額は税抜です。

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村上 翔
監修 / 医療法人社団 翔翼会
理事長
私たちが実践するのは、あなたを“患者”ではなく「お客様」として丁寧にもてなすホスピタリティと、「大切な家族や友人にしてあげたい診療」です。大学病院レベル以上の設備と衛生環境を整え、一人ひとりのお客様に心から寄り添いながら納得していただけるベストな治療法をご提案してまいります。

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。口の変化が始まる時期や進み方には個人差があり、年齢だけでは判断できませんので、気になる変化がある場合は歯科医院での受診をおすすめします。

患者様の満足度調査を
実施しております。

少しでも患者様にとってより良い⻭科医療を提供するため、 第三者機関のNPO法人 日本⻭科医療評価機構に依頼をし、患者様の満足度調査を行っています。 患者様の率直なご意見をいただき、 改善すべき点は真摯に受け止めていきたいと思っています。当院には患者様の個人情報は一切伝えられませんので、是非、皆様の忌憚のないご意見をお聞かせください。NPO法人日本⻭科医療評価機構の調査結果はバナーよりご確認ください。

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