インプラントで後悔しないために治療前に確認する7項目【市川】

インプラントは、費用が高く、外科処置を伴い、一度入れると簡単には元に戻せない治療です。だからこそ「後悔したくない」という気持ちは、市川でご家族の治療を考える方に共通しています。インプラントで後悔しないために何をすればよいか――その答えの多くは、実は治療が始まる前、相談の段階に集まっています。

この記事では、国民生活センターに寄せられた相談の傾向から「後悔の入口」がどこにあるのかを先に確認し、そのうえで治療前に確かめておきたい7つの項目を、そのまま質問リストとして使える形で整理します。最後に、市川でご家族と一緒に相談を進める目安をご紹介します。

なぜ「治療前」に確認するのか
――相談事例から見える後悔の入口

顎の骨に埋め込まれたインプラントと隣の歯を並べた断面図|シティデンタルクリニック そよらリーフシティ市川

相談の多くは「治療前の確認」で防げた可能性がある

独立行政法人国民生活センターは、歯科インプラントに関する相談について、2013年度以降の約5年間に409件の危害情報が寄せられ、毎年60〜80件程度で推移していると公表しています。年代別では50〜60歳代が5割以上を占め、契約金額は70.4%が50万円以上でした。身体症状が起きた時期は「術中・直後」が70.0%と最も多く、症状が1年以上続いた人が48.3%に上ります(参照:国民生活センター「あなたの歯科インプラントは大丈夫ですか」 https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20190314_1.html )。同センターは、相談事例に見られる問題として、治療前の全身状態が把握されていないことがある、定期検診が重要な理由を説明されずデメリットを認識していなかった、といった点を挙げています(参照:同上)。

ここで注目したいのは、挙げられた問題の多くが「治療の腕」ではなく「治療前のやり取り」に関わることです。全身状態の確認、リスクとデメリットの説明、定期検診の位置づけ――いずれも、患者の側から確認できる項目でもあります。同センターが消費者へのアドバイスとして、治療前に口腔内および全身の状況、治療方法や費用、リスク等に関する説明を求めること、不具合が生じたときは他の医療機関への相談も検討すること、自分自身での口腔清掃と定期検診やメインテナンスが欠かせないことを挙げているのは、そのためです(参照:同上)。

「良い医院を見抜く」より「自分が確認する」

後悔しないための情報を探すと、「良い歯科医院の選び方」という切り口の記事が多く見つかります。ただ、専門知識のない方が外から医院の技術を見抜くのは現実的ではありません。日本口腔インプラント学会も、医院・治療医を選ぶポイントとして、インプラントする部分だけでなく口全体の検査を行うこと、体の状態もしっかり聞くこと、メリットだけでなくデメリットも説明すること、インプラント以外の治療の選択肢も示すこと、治療費用や治療期間について丁寧に説明することを挙げています(参照:日本口腔インプラント学会「専門医の選び方」 https://www.shika-implant.org/min-implant/doctor/howto/ )。これらはすべて「相談の場で自分が確認できること」に置き換えられます。医院を見抜こうとするのではなく、自分の質問に対する答え方で判断する――この記事の7項目は、その考え方に沿って組み立てています。

治療前に確認する7項目
――そのまま質問リストとして使えるように

太さや長さの異なるインプラント体を並べた見本|シティデンタルクリニック そよらリーフシティ市川

7つの項目を、「なぜ確認するのか」と「どう聞けばよいか」の例とともに並べます。すべてを一度に聞く必要はなく、初回・治療計画の説明・契約前と、段階に分けて確認しても構いません。

確認項目 なぜ確認するのか 聞き方の例
1. 口全体と全身の状態を診てもらえるか 理由:埋める場所だけでなく噛み合わせ・歯周病・持病が結果を左右するため 聞き方:「持病と飲んでいる薬をお伝えしたいのですが、治療にどう関わりますか」
2. 骨と神経を三次元の画像で確認するか 理由:骨の量と神経・空洞の位置が、手術のリスクと計画を決めるため 聞き方:「私の骨の状態は、どの画像で、どこまで分かりましたか」
3. 他の選択肢とデメリットも説明されるか 理由:入れ歯・ブリッジと比べ、弱みも知ったうえで選ぶ方が納得感が高いため 聞き方:「私の場合、インプラント以外ならどんな方法があり、それぞれの弱みは何ですか」
4. 費用の内訳と総額、追加になる条件 理由:検査・手術・部品・人工歯・骨の処置と項目が多く、後から増えると不信につながるため 聞き方:「この見積もりに含まれていないもの、追加になり得るものはありますか」
5. 保証の期間・対象・条件 理由:「何年」より、どの部品が対象でどんな条件が付くかが実際の安心を左右するため 聞き方:「保証の対象になる部品と、対象外になる場合を教えてください」
6. 治療後のメンテナンス計画 理由:周囲の炎症を防ぎ長く保つには、治療後の通院が前提になるため 聞き方:「治療が終わったあと、どのくらいの間隔で何をしに通いますか」
7. 困ったときの相談先と記録の残し方 理由:不具合が起きたときの窓口と、治療内容の記録が転院時にも役立つため 聞き方:「治療の内容や費用は文書でもらえますか。何かあったときはどこに連絡すればよいですか」

項目1〜3|「私の口と体を、全体として診てくれているか」

最初の3項目は、治療計画の土台に関わります。埋める場所だけを見て話が進んでいないか、持病や薬について尋ねられたか、三次元の画像で骨と神経の位置を確認したうえでの説明か、そしてインプラント以外の道と弱みも示されたか。ご家族が同席する場合は、ご本人が言い忘れがちな持病や服薬の情報を補ってあげてください。当院ではこれらを初回のカウンセリングと検査で確認していますが、「聞かれなかったら自分から伝える」姿勢が、どの医院でも後悔を減らします。

項目4〜5|「お金と保証の話を、数字と条件で確認できたか」

費用については、総額だけでなく「何が含まれ、何が含まれないか」を確認することが肝心です。検査、手術、人工歯根、土台、人工の歯、骨を増やす処置、仮の歯、メンテナンス費用など項目が多く、後から追加になると不信感につながります。保証は、期間の数字だけで安心せず、対象となる部品と条件を確認してください。当院ではインプラント本体について10年間の保証を設けていますが、それも「条件を含めて理解したうえでの安心」であってほしいと考えています。

項目6〜7|「治療が終わったあとの設計図があるか」

後悔は、治療が終わってから始まることもあります。人工歯根の周りは炎症を起こしやすく、定期的なメンテナンスが前提になる治療ですから、治療後に「どのくらいの間隔で、何をしに通うか」が最初から示されているかを確認してください。あわせて、日本口腔インプラント学会が示すように、治療費や治療法を文書に残しておくこと、転院が必要になった場合に使用したインプラントの種類・手術方法・支払い済み治療費を引き継ぐことが望ましいとされています(参照:日本口腔インプラント学会「治療中・術後のトラブル解決法」 https://www.shika-implant.org/min-implant/treat/trouble/ )。困ったときの連絡先と、手元に残す記録――この2つがそろっていれば、万一のときも次の一手を打ちやすくなります。

相談に行く前に、ご家族と共有しておきたいこと

  • ご本人の持病・服薬・アレルギーの一覧(お薬手帳)
  • 費用の上限として考えている金額と、支払い方法の希望
  • 通院に付き添える人と、その人の都合がつく曜日・時間帯
  • 「歯がない期間」「見た目」「手術への不安」のうち、いちばん気になっていること
  • 上の7項目のうち、初回にとくに聞いておきたいもの

市川で質問リストを持って
相談するには

前歯の欠損部にインプラントの土台を立てている処置の様子|シティデンタルクリニック そよらリーフシティ市川

7項目は「聞く側」だけでなく「答える側」の約束でもある

7項目を質問リストとして書きましたが、これは同時に、当院がインプラントの相談を受けるときに守りたい順番でもあります。市川駅からすぐの当院では、初回に問診で全身の状態を伺い、レントゲンと歯科用CTで骨と神経の位置を確認し、インプラント以外の選択肢と弱みを含めてご説明したうえで、費用の内訳・保証の条件・治療後の通院計画を文書でお渡ししています。ご家族が同席され、7項目を一つずつ確認しながら質問していただく形が、後悔の少ない出発点になると考えています。

治療そのものの流れ、骨を増やす処置、料金表と保証の中身は、インプラント案内のページをご覧ください。治療後の通院については予防歯科のページもあわせてご覧ください。

当院でできること

  • 市川駅からすぐ。年中無休、昼休みなしで20時30分まで診療しているため、退勤後の方とご家族の付き添いに合わせやすい時間帯を選べます
  • 初回のカウンセリングでは、7項目のご質問にお答えする時間を確保し、その場で答えきれないことは後日文書でお返しします
  • 歯科用CTで骨と神経・上顎洞の位置を三次元的に確認し、画像を見ながら計画をご説明します
  • 費用の内訳・保証の条件・治療後のメンテナンス計画は、口頭だけでなく書面でお渡しします
  • ネット・LINEから24時間予約可能。お電話(047-711-3171)でのお問い合わせも受け付けています

よくある質問

質問リストを持って行くと、失礼になりませんか?
まったく失礼ではありません。むしろ、聞きたいことが整理されている方が、こちらも漏れなくお答えできます。当院では初回のカウンセリングでご質問をお受けする時間を取っており、リストにない疑問が途中で出てきても遠慮なくお尋ねください。答えを持ち帰って家族と相談していただくことも歓迎です。
「保証10年」と書いてあれば安心と考えていいですか?
年数だけで判断せず、中身を確認していただきたい項目です。保証の対象がどの部品か(人工歯根か、上の人工歯も含むか)、どんな条件が付くか(定期的な受診など)、対象外になるのはどんな場合かを確認してください。当院ではインプラント本体について10年間の保証を設けており、条件は治療前に文書でご説明しています。
治療前に「他の選択肢」を聞くのは、インプラントに乗り気でないと思われませんか?
そう受け取ることはありません。入れ歯やブリッジと比べたうえでインプラントを選ぶ方が、治療後の納得感が高い傾向があります。当院では、初回にインプラント以外の方法についても長所と短所をあわせてお伝えし、比べてから決めていただくようにしています。
家族が別の医院で治療中ですが、不安があります。相談だけできますか?
できます。治療中の医院での説明内容や治療計画を持ってきていただければ、第三者の立場からご説明します。ただし、原則として最初に治療を始めた医院で継続していただくのが望ましく、当院からもそのようにお伝えします。転院が必要になる場合に引き継ぐべき情報についてもご案内できます。
7項目をすべて確認しても、後悔しないとは限りませんよね?
その通りです。7項目は「後悔の入口を減らす」ための確認であって、結果をお約束するものではありません。外科処置である以上、想定外のことが起こる可能性は残ります。だからこそ、困ったときにすぐ相談できる関係を治療前に作っておくことが、7項目のうちでもとくに大切だと考えています。

まとめ|インプラントで後悔しないためには、治療前に7項目を自分の言葉で確認する

インプラントで後悔しないための鍵は、治療の腕を見抜くことよりも、治療前のやり取りにあります。国民生活センターに寄せられた相談でも、全身状態の確認や説明の不足が問題として挙げられていました。口全体と全身の状態、三次元の画像による確認、他の選択肢とデメリット、費用の内訳と追加条件、保証の対象と条件、治療後のメンテナンス計画、困ったときの相談先と記録――この7項目を質問リストにして、自分の言葉で確認することが、後悔の入口を一つずつ閉じていきます。

7項目をすべて確認しても、結果をお約束できるわけではありません。それでも、確認したうえで選んだ治療は、納得の度合いが違います。市川でご家族のインプラントを考えている方は、このリストを印刷するか、スマートフォンに残して、まずは相談にお越しください。

相談前の確認にあたっての注意点

注意点

  • 7項目はご自身で確認するための整理であり、これを満たせば結果が約束されるものではありません。治療の可否と結果は検査と全身状態をもとに個別に判断されます
  • 記事内の相談件数などの数値は国民生活センターの公表資料に基づく一般的な情報であり、特定の医院や当院の治療成績を示すものではありません
  • 手術に伴う痛み・腫れ・内出血のほか、まれに神経のしびれや骨との結合不良など、事前に確認を尽くしても起こりうるリスクがあります
  • 保証には対象と条件があり、定期的な受診が前提となる場合があります。内容は事前に文書でご確認ください
  • 他院で治療中の方のご相談は、原則として治療を始めた医院での継続をお勧めしたうえでお受けしています

おおよその費用

7項目の4つ目にあたる費用の内訳を、当院の場合で示します。インプラントは自由診療で、基本となる項目はインプラント手術(1本)150,000円、インプラントフィクスチャー50,000円、インプラントクラウン150,000円です。治療の進め方によって2次手術(1本)50,000円とプロビジョナル(仮歯)50,000円が加わることがあり、骨を増やす処置が必要な場合はソケットリフト50,000円・サイナスリフト150,000円・骨造成(GBR)50,000〜100,000円のいずれかが上乗せになります(金額はすべて税抜)。当院ではインプラント本体について10年間の保証を設けています。含まれるもの・含まれないものは、検査後のお見積もりで項目ごとにお示しします。

現金と各種クレジットカードがご利用になれます。医療費控除の対象になる場合がありますので、領収書は保管してください。

記載理由

医療広告ガイドライン(平成30年6月1日施行)に基づき、インプラントで後悔したくないと考える方が、確認事項・費用・注意点を理解したうえで相談に臨めるように記載しています。

※注意点の現れ方には個人差があります。

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村上 翔
監修 / 医療法人社団 翔翼会
理事長
私たちが実践するのは、あなたを“患者”ではなく「お客様」として丁寧にもてなすホスピタリティと、「大切な家族や友人にしてあげたい診療」です。大学病院レベル以上の設備と衛生環境を整え、一人ひとりのお客様に心から寄り添いながら納得していただけるベストな治療法をご提案してまいります。

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。インプラント治療の可否や計画は、お口と全身の状態を検査したうえで個別に判断されます。治療を検討している場合は自己判断をせず、歯科医院での受診をおすすめします。

患者様の満足度調査を
実施しております。

少しでも患者様にとってより良い⻭科医療を提供するため、 第三者機関のNPO法人 日本⻭科医療評価機構に依頼をし、患者様の満足度調査を行っています。 患者様の率直なご意見をいただき、 改善すべき点は真摯に受け止めていきたいと思っています。当院には患者様の個人情報は一切伝えられませんので、是非、皆様の忌憚のないご意見をお聞かせください。NPO法人日本⻭科医療評価機構の調査結果はバナーよりご確認ください。

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